洋風医院建築「旧市川医院」

各部屋

建築当時、玄関から入ると、受付と調剤室があり、部屋の一角に三畳程度の畳を敷き、待合室として使用していました。
その南にレントゲン室と現像室を設け、診察室との間には試験室が設けられていました。診察室と処懺室の間には大きなガラス窓が設置されています。
診察室と処骰室は昭和25年頃に改修され、処置室はタイル張りに消毒用の湯沸かし室が設けられていました。
通りをはさんだ向かいに人院施設がありましたが、昭和44年に市川医院が竣工し、診療開始とともに、倉庫として使われるようになりました。